11月に入っていよいよ秋も深まり、飛騨高山は冷たい秋の空気に満ちています。
冬が近づくと、曇り空が多い日本海側の気候ですが、先週末はとても良い天気に恵まれました。
きっとお出かけになった方も多いのではないでしょうか。
そんな11月6日。私たちフィン・ユール アート・ミュージアムクラブが主催したフォーラム「ライフスタイル重視の建築哲学~フィン・ユール邸に見る逆転の発想」を開催いたしましたので、とり急ぎご報告いたします。
会場は岐阜県高山市にある飛騨・高山世界生活文化センターの大会議室。
定員100名ということでしたが、予想を上回る140名の方に来ていただけました。
多めに席を準備していましたので、幸い全員の方にお座りいただけました。
講師としてお招きしたのが、建築家のモーエンス・シーエステッドさんと竹山實さんです。
お二人とも落ち着いた語り口の中にも、エネルギーのこもった貴重なお話を聞かせていただきました。
モーエンスさんにじっくりとご紹介いただいたフィン・ユール邸の魅力。私個人としても、フィン・ユール邸にはすみずみにまで工夫やアイデアが詰まっていると感じましたし、新しい発見が多くありました。
また、フィン・ユールの設計事務所で働いていた竹山實さんには、事務所でのフィン・ユールの裏話や、竹山さんとフィン・ユールとでデザインしたランプなどを見せていただき、フィン・ユールがほんの少し近い存在に感じることができたような気がします。
本クラブが主催する初めての大きなイベントでしたので、お見苦しい点もあったかと思いますが、大盛況の中、無事にフォーラムを終えることができました。
これもひとえにご参加いただいたみなさん、ご興味を持っていただいた多くの方のご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。